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コンシェルジュの阿部がご案内します
然々へようこそ!
然々は階段の踊り場をイメージして19年前に作ったお店です。
『踊り場』?
そう、階段の途中で疲れた時に、ちょっと一休みできるスペースです。
疲れた時に、然々の扉を開けていただいたお客様が、
少しでも元気になって、お帰りになれることを願っています。
きっと何かお役に立てると思います。
プロフィール
生まれとそだち
1952年に東京の隅っこ『三鷹』で生まれました。
当時は、映画「3丁目の夕日」の舞台になったような時代です。
貧しい家庭が多く、隣近所は家族同然で、
おかずや調味料などの食材はもちろん、お風呂も借りたり、テレビを観に行ったりしていました。
わたしのテストの点数すら近所のおばさんも知っていて、「よく頑張った」とか、「もっと頑張れ」とか言われた記憶が残ってます。
テレビや冷蔵庫や掃除機や洗濯機なども無い不便な暮らしでしたが、とてもあったかい時代でした。
どこの家庭でもそうだったと思いますが、一生懸命勉強して良い学校に入り、大きな会社に入れば一生食うに困らず幸せだという風潮でした。
どこまで親の希望に添えたかはわかりませんが、わたしも学校を卒業して損害保険会社に入ることができました。
1975年ですから44年も前ですね。
損害保険会社を選んだ理由も、大きくて潰れそうもなく、給料が高く、労働時間が短い、つまり割のいい仕事だと思ったからです。
保険が好きなわけでも、会社内でどんな職種がしたいというわけでもありません。
給料の高さや、待遇です。
それから25年間、夢中になって仕事に打ち込み、家族を持ちました。
運が大きかったですが、サラリーマン生活も出世という側面ではまずまずだったかと思います。
そして25年勤めて、46歳の時に癌になりました。
それまでは健康で25年間、病気で会社を休んだ日は1日もありませんでした。
初めての病気らしいものが『胃癌』でした。
退職と起業
一度も入院などしたことがなかったものですから、手術後初めて病院のベッドで目が覚め、数日動けない時にいろいろなことを考えました。
「癌という病気だし、このまま自分の人生は終わるのかな。
後悔しないと思い続けて一生懸命過ごしてきたんだから、悔いはないよな。
幸せな人生だったよな。」
そんなことを考えたのですが、
いや!俺の人生は一体何だったんだ!
本当に自分がやりたいことをどれだけやったのか。
決められた通り、一生懸命勉強し
大きい会社に入り
そこで休まずに働き続けて
自分がこうして入院していても、会社はいつもと同じように続いていく
もう一度やり直せるなら、やり直したい。
自分の人生と言える人生
思いっきり好きなことをしてみたい
挑戦してみたい
そんな気持ちが抑えきれなくなってしまいました。
然々を立ち上げて
自分に何ができるか?
何をするべきなのか?
自分にとって『癌という病気』は階段の踊り場のように思えました。
今までずっと進んできた道を、ふと立ち止まり
そして今度は別の階段を歩き始めた
そんな気がしました。
もしかすると、もし自分に役割、使命のものがあるとしたら
『踊り場』
を作ることなのでは。
では、どうしたら踊り場が作れるのか。
手探りの中で、自分が好きなものを集めることから始めました。
『本』が好きだ!
『音楽』を聞くのが好きだ!
『美味しい料理』が好きだ!
自然の中のゆったりした空間が好きだ!
落ち着ける書斎が好きだ!
そんなものを集めてできたのが『然々』です。
2020.2.26 茨城新聞
味わったことない苦労の連続
商売の経験などもちろん全くありません。
大きな会社の中で歯車の一つとして、ただひたすら一生懸命働いていました。
もちろん飲食店などのバイト経験ですら、学生時代のわずかです。
どうやって店を作るのかも、全くわかりません。
名刺もなくなり、サラリーマン時代の肩書きもなく、ただのおじさんです。
それまでに味わったことのない種類の辛さ、苦労をイヤっというほど味わいました。
自分の力の無さに、知識の無さに、経験の無さに
ただただ
呆然と立ち尽くすことも何度もありました。
騙されたこともなんどもです。
そのときの思いを、ただ自分の経験として胸にしまっておくのはもったいない。
脱サラ希望の方からご相談いただくことも多く
同じ苦労を少しでも減らせたらと、起業相談のようなこともしています。
お手伝いできること
然々には踊り場として、いろいろな方が集まります。
占いやヒーリングの専門家、ミュージシャン、僧侶・・・
そのような方たちのお力を借りて、お役に立てる仕組みを作っています。
辛い時
困った時、
迷った時
ご相談ください。
- お役に立ちそうな本をご紹介できます。
- お役に立ちそうな然々のイヴェントをご紹介できます。
- 然々に集うメンバーの占い、セラピー、ヒーリングの先生とおつなぎできます。
- 転職、起業などのご相談は私自身がお役に立てます。
まず、お気軽にご相談ください。
元気になっていただけるよう、全力で考えます。
思い
疲れて然々にいらしてくださったお客様には、
少しでも元気になって帰っていただきたい。
そのためにお役に立てることがあれば・・・
つかれたとき
おこえかけてください。
おまちしています。