夢に出てきた本屋を作ってみた①

<第2の人生のきっかけはガン!>

ガンになって初めて人生を振り返り、自分の力を試したくてカフェを作ったのは2000年今から23年前になるか。

人生最大の危機と思ったことが、振り返ると最高のプレゼントだった。

詳しくはプロフィールを

第2の人生はそれまでの組織人としての生活とは全く違う世界だった。

何から何まで知らないこと、わからないことの壁にぶつかり、すっかり自分を見失い、自信を無くしたことは今でも忘れられない。

ほとんど寝る間も無く夢中で、自分自身では100%出し切っていた。

それまでの自分がいかに甘く、保護された中で育ってきたのかを思い知らされた。

人生でこんなに全力を振り絞ったことは初めてだった。

それ以降も素人のテキトー経営故に何度も何度も経営危機に襲われた。

そして、その都度ない知恵を振り絞って、だったらこんなイベントをしてはどうか?
こんな教室をしては?
こんなメニューを出したら?
こんな企画は?

と、思いつくことを全てやりながら、なんとか救われてきた。

なんで次から次にこんなにアクシデントが起きるのか?

今にして思うと、その都度少しづつ成長できたと感じる。

店も、そして自分自身がだ。

詳しくは『いつか会社を辞めたい方へ』を

そんな時にコロナに襲われた!

<第3の人生!>

店が強制的に開けられなくなった!

一気にお客様がいなくなり、飲食店の営業が止められた。

何が起きたか?
これからどうなるのか?

頭が真っ白になった。

灯りの消えた店内で座ったまま立ち上がる気力も無くなった。

どうすればいい?

何をすれば続けて行ける?

イベント?教室?それとも・・・・?

でも

それまでやってきたことは、全部

『集客』

だった。

店で集客してはダメと言われることが起きるとは考えたこともなかった。

これでいよいよおしまい?

「20年頑張って素人がやってこれたのだから、もう充分だ。
組織人を続けていてももう定年年齢だし。」(そんな声が聞こえる)

でも

この店は自分の人生そのものだった。

然々を終わらせることは・・・

まだ燃えつきてない

ガンになって思い切って人生を変えてから20年!

あの時に死んでいたら・・・

それ以降の時間はロスタイム

と思って毎日過ごしてきた。

しっかり、思い切り頑張り、楽しめた悔いのない毎日だった。

うーん

子供の頃から、諦めが悪いのか
良く言えば粘り強いのか
しつこい性格が外れない

こんなことで終わらせることが・・・

どうしても諦められない

もう良い、やりきった

と、思えない。

今までの努力が全部無くなる。

何とかして続ける手立てはないのか

何かやり残したこと。本当にやりたかった事はなんだろう

どうせ終わるなら・・・

考えに考え

自分自信に問いかけ続けた

その時に降りてきた

そんな時に夢を見た

2〜3分ウトウトしてたのだろうか。
それとももっと経ったのか

目を開いた時に夢の中にいた空間をはっきり覚えていた

そして

夢の中で聞こえた声も

「本屋さん」

「本屋さん」

 「本屋さん」

  「本屋さん』

という声とともに、本に囲まれた空間に自分がいた

目が覚めた時に

今のはなに?

もしかすると

天の声?
神様の声?

と、考えたが・・・・

いやいや『本屋』はないでしょ。
どんどん潰れて、町から消えて行く業種でしょ。

と、それ以上考えることもしなかった。

そしてまた、目の前のパソコンと紙と向き合い、自分のやりたいこと、できること、やってきたこと、
思いつくまま書き殴っては考えていた。

それから何日もずっとそうして考えていたが

いつもウトウトしては同じ夢が何度も出てくる

何度も打ち消したのだが、あまりのしつこさに書店業界を調べてみた。

案の定、特にこの10年で激減している、町の本屋さんは。

すでに本屋さんが無くなった街は相当数の数になっている。

ところが

新たなスタイルの小さな特徴を持った本屋さんが生まれている記事を見つけた。

ん?ん???????

これだ!

自分が本当にやりたかったこと

自分の使命

自分が好きなことで人の役に立てること

それこそ『本屋さん』だ。

今までの人生を振り返り、何度本に救われ助けられたか

そして、その借りを返さずに終わって良いものか

本に恩返しできるような本屋さんになれないか

そこから、一気に本屋さん作りの勉強を始めた。

<夢の本屋さん作り>

子供の頃から本が好きだった!

本屋さんが大好きだった!

昔だから子供の娯楽も少なかった。

ゲームはもちろん、テレビなどもほとんどの家庭に普及してなかった。

毎日近くの本屋さんや貸本屋さんに行っていた。

大人になってからも、

困った時

悩んだ時はいつも

本に救われ、助けられてきた。

書店を始めるために参考になる本を片っ端から読んでみた。
また、ネットで調べてサークルに入ったり、毎日朝から夜まで夢中になって学んだ。

店の営業が止められている中だからできたことだ。

そして、

夢を見つけて夢中になっているせいか

不安も吹っ飛んでいた。

どんな本屋さん

これまで然々の20年を振り返ってみた

一般の書店と同じような本の揃えや仕組みでは、単に競争になるだけでお互いの首を絞めてしまうし・・・

それ以前にとてもかなわない

何より同じような本屋さんが有ってもほとんど役に立たない。

本の種類も同じものが並んではつまらないし

思い切った見せ方伝え方は無いだろうか?

本屋をネットで調べて知った変わった書店の真似をするのも・・・

そうか

『夢』でみた本屋さんか

つづく